低期待・低リスク・低燃費で身を守る
日本の若者は幸せなのか。文筆家の御田寺圭さんは「社会経済状況は明るいとは言えないが、今の若者は、低期待、低リスク、低燃費な生き方をすることによって、身を守ろうとしているように見える」という――。
今の若者は、社会に不満があったとしても、デモなどで声を上げるよりは黙って退出する方を選び、低期待・低リスク・低燃費で身を守る…
その極致が、「独身こどおじFIRE」であると。
黙って退出を訳すと「Quiet Quitting」ですから、今ならFIREではなく「静かな退職」でしょうか。
親と同居する子供部屋おじさんがFIREするハードルは高いため、「独身こどおじ静かな退職」の方がしっくりくるかも。
記事でも「ゆるい労働で所得も消費も必要最低限」を前提としているようですし。
かつて「サイレントテロ」と呼ばれた生き方
「独身こどおじFIRE」は、火炎瓶もプラカードも使わないが、あくまで合法的な社会への抵抗として語られています。
これは最近生まれたものではなく、20年ほど前に2chを始めとしてネット上で「サイレントテロ(消費しないことによる静かな報復)」と呼ばれていたものとほぼ同じですね。
2007年に投稿されたという2chのサイレントテロ実践ガイドなんて、まさにそのものじゃないですか。
20年前に予言されていたというか、20年前から静かに広がり続けた生き方だったというべきか…
私自身も実践中
私自身もその思想に毒された人間の一人であることは疑いようがありません。
セミリタイアを目指し始めた時期であり、低消費でお金を貯める方に注力していきました。
私の場合は「独身おじさんセミリタイア」ですけれど。
日本社会では20年ほど前から、このような生き方をする独身者が少しずつ増えていってるのでしょうか。
行き着く先がどうなっているのかは、想像がつきません。
