貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

社会的地位の高い人に限ってリタイア後に適応できない?

肩書の呪縛から逃れられない医学界の人たち

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前半は小室直樹氏の破天荒ぶりを紹介する話ですが、私はほとんど知りません。

そこでWikipediaを読んでみたところ、最も目を引いたエピソードがこれでした。

京都大学吉田寮に在寮していた。寮内屈指の変人だったらしく、他の寮生からは「小室将軍」と呼ばれていた。

これだけで相当な変人だとわかりますねぇ。

ただし、肩書のない余生を生きるために参考にできる人もでないでしょう。天才だからというよりは、あまりに変人すぎて。

『白い巨塔』の世界に生きてると肩書を手放せない?

日本では医師免許は一生モノなので、肩書として「医師」や「医学博士」を名乗れます。

しかし大学の医学部の教授なんて、まさに『白い巨塔』で部下の医師たちを引き連れて回診する世界で生きてきたわけですから、そんな肩書では満足できないのでしょう。

企業や役所の中で生きてきた人以上に肩書へのこだわりが大きい人がいるのは当然かと思います。

天下りのような形で働くとしても、せいぜい70歳くらいまでで、そこから先は「無職」になるわけですが…

「無職」という肩書の問題に行き着く

現役時代、社会的地位の高かった人ほど肩書が「無職」になる、「無職」と名乗らなければらない嫌悪感も強いいと思います。

マスコミで「無職」と呼ぶのはやめ、調査などで性別を選ばせる時は「男・女・その他」とすべきというように、職業を選ばせる時も「その他」で代用すればいい。

「無職」という肩書で嫌な思いをしないような社会にした方がいいと思います。この先は高齢者で無職の人ばかりになるのですから。

良い肩書を国家公認で与える

それなりの経歴があって相応に偉そうな肩書が欲しい人には、国に登録すればもらえる国家公認の肩書とかあってもいいかも。実態は無償ボランティアで。

そのボランティアで尽力した人には勲章を与えるようにすれば、人間は人生の最期に欲しくなるのは名誉なので喜んでやるのではないかと。

肩書に付随してくる、威張れる部下や世話をしてくれる秘書がいないと嫌かもしれませんが…

肩書き捨てたら地獄だった - 挫折した元官僚が教える「頼れない」時代の働き方