老後が怖くて仕方無い人
30代前半から心配してしまうのは、「老後は1億円必要!」などと煽られたおかげでお金の心配をしすぎているのか、年の差婚で老後ひとりぼっちになるのが怖いのか…
スレを立てた人はどちらかというと後者かな?他の人の不安は人それぞれだし、子どもがいれば安心というものでもないけれど。
ひとりぼっちになるのが不安なのに、頼れるのか家族(配偶者)だけ、という人は不安でしょうがないのも無理はありません。
最初から一人の方がマシかも?
お金がなくて惨めな老後は怖い?
お金がなくて惨めな老後を送るのが怖い人もいるようですが、これは逆に友だちがいて(多くて)、その友だちと比較してしまうから惨めに感じるのではないかと。
友だちがいなければ、比較して惨めに感じることはないし、見栄を張る必要もなければ交際費もかかりません。
年金に不安があるとしても、年金が少なくなるのは全員一緒なので自分だけ惨めということもないでしょうし。
私は「下流老人上等!」で見栄は張らないつもりですし、交際費もあまり出せないので人付き合いも少なめでいいと思っています。まぁ既に疎遠になってますけど。
参考にできるロールモデルが見つけにくい
老後が不安になる理由は、「これでいいんだ」と思えるロールモデルがいないことかもしれません。
現在、単身世帯の割合は世帯全体の25%を超えています。未婚の若い人や生涯未婚者だけでなく、配偶者に先立たれて単身になった人も多くいます。
しかし今の高齢者はたくさん年金を貰っている人も多いので、今少ない年金で生きている高齢者は他の高齢者と較べて惨めに映っているはず。
特に自分の両親が年金をたくさんもらっていたら、将来の年金不安の参考にならないでしょう。
また「友だちがいない単身の高齢者」が知り合いにいる可能性は非常に低いです。そういう人は人付き合いも少ないので。
選択肢はもっとあるはず
ひとりで質素に生きている高齢者はたくさんいますし、配偶者を失った後に再婚する人もいます。
「老後はこうあらねばならない」と考えて不安になるのはもったいないので、もっと自由に選択肢を持った方がいいとは思います。
それでも不安が完全に払拭されることはないでしょうけどね。