日本男性の25%、1500万人が弱者男性
だが、弱者になる理由は、本当にその男性だけに原因があるのだろうか。2024年4月24日発売の書籍『弱者男性1500万人時代』では、弱者男性について独自調査を多数実施し、弱者男性のリアルにエッセイストのトイアンナ氏が迫った。
「弱者男性」が1500万人もいる?
とびっくりしましたが、トイアンナ氏の著書のタイトルが『弱者男性1500万人時代』だからなんですね。
日本の男性の生涯未婚率は25%を超えているので、日本の人口の半分6000万人のうちの25%である1500万人が弱者男性という計算なんでしょうかね。
最新の50歳未婚率は確かに28%ですが、もっと上の世代は10%くらいだし。
結婚していても「キモい金なしおっさん」もしくは「弱者男性」に該当する人がたくさんいる、という話であればそうなのかもしれませんが。
「キモくて金のないおっさん」は2015年頃から
「キモくて金のないおっさん」という言葉はWikipediaにも登録されていて、それによると2015年頃から広まったのだそうです。
「容姿が良くなく、低年収の中年または老けた容姿、つまり経済力も性的魅力もない非モテ男性を指すネットスラング」とのこと。
言葉としては差別的なため、「弱者男性」に置き換えられていると。
ちょうど「女性の貧困」が話題になっていた頃、男性(おっさん)の貧困は共感を得られず、自己責任扱いされてしまっていました。
男性の場合は貧困問題だけでなく、将来は孤独問題が大きくなりそうで、自己責任で済ませられる問題ではないと思いますけどね。
「自助グループでうまく溶け込めない」は、プライドが邪魔をしたりして、男性のほうが多く発生しそうですから。
私も他人事ではない
私も「キモい金なしおっさん」と言っていいレベルだし、周りからは思われているという自覚はあります。
少しはお金もっているかもしれませんが、決して恵まれてないし使うお金は貧乏生活そのもの。
できるだけそう思われないように振る舞おうとはしてますが、見た目にもお金を使ってないし…
将来、一人で生きていけない事態に陥る可能性もありますから、支援を得る方法は知っておいて損はないのでしょうね。