あぶく銭(泡銭)とは
「あぶく銭(泡銭)」とは、「働かずに、または正しくない方法で得た金銭。悪銭。」です。
「悪銭身につかず」とも言われているように、ぱーっと使ってしまう人が多いと思います。
働いて得たお金も、ギャンブルで得たお金も、同じお金なのだから貯金すべきだ!
と言うつもりはありません。
それでストレスを溜めてはいけませんし、あまりにお金を使えないと人生がつまらなくなってしまいます。
あぶく銭の範囲はどこまで?
ではあぶく銭の範囲はどこまででしょうか?
- ギャンブルや宝くじで儲けたお金
- FXなど短期取引で得たお金
- 株の売却益や配当金など
- 家の骨董品やアクセサリーを売って得たお金
- 遺産相続で入ってきたお金
- 夏・冬以外の会社から支給される臨時ボーナス
- 年末調整で還ってきた源泉所得税
全て「臨時収入」としてすぐに使ってしまう人もいるでしょう。そういう人は「貯金ができない人」と言えますかね。
不労所得という定義では3や4も入ると考える人もいると思いますが、多くの人が思う明らかなあぶく銭は1、ボーダーラインは2あたりでしょうか。
1や2は、「その瞬間儲けたお金」だけに注目して使ってしまうのは危険です。トータルの収支を把握した上で、トータルの利益の範囲で使うべきです。
ギャンブルの場合は計算するとトータルがマイナスで使えなくなるかもしれませんが(;´∀`)
3,4,5は「思ってた以上に収入が入ってきた」場合もあると思いますが、それを高く見積もりすぎず、冷静に使うことが大切です。
会社から支給されるのは全て働いて得たお金
6の臨時ボーナスは夏冬のボーナスのみの大手企業や公務員には想像し難いかもしれませんが、決算が終わるまで利益がはっきりしない中小企業では決算ボーナスがよくあります。
毎年業績次第で金額が変わるので多い時は「臨時ボーナス」感が強くなって使ってしまうかもしれませんが、働いた結果なので言葉の定義上でも「あぶく銭」ではありません。
7も同様です。年末調整で12月の給料が増えると嬉しくなりますが、所得税は多めに取っておくという仕組みなだけですから。
6と7をあぶく銭のように考えてしまうと、貯金ができないのは当たり前ですね。これは考え方を変えたほうがいいと思います。
まとめ
本当のあぶく銭なら、多少は使ってもいいと思います。精神的にもいいですし。
ただ、「あぶく銭」の範囲を広くして、浪費をする理由にしてしまうと貯金ができない、が今回言いたかったことです。