150歳以上の高齢者が続出する時代
「人生100年時代」は約90年先の話ですが、「150歳以上の高齢者が続出する時代」は今まさに起きようとしている話です。
150歳以上まで生きることは、(現時点で)生物学的にはありえないが、社会学的にはありうる、との予言があったのは2009年の『そこまで言って委員会』です。
親の死亡届を出さずに年金をもらい続け、親は記録上150歳まで生き続けることになる、という予言です。
こちらに書き起こしがありました。
その後、実際に年金不正受給が次々と発覚し、辛坊治郎の言うことでこれだけは見事にいい当てたと思います。ドヤ顔してましたけど。
親と入れ替わった事例も?
はっきり記憶がないのですが、親が死んだ時に自分が死んだことにして親と入れ替わってなりすまし、親として年金を受け続けた事例もあったかと。
90歳の親と70歳の子なら、すぐに判断できませんからねぇ。医師を巻き込んでしまって葬式を自分だけで済ませば証拠はほとんど残りません。
記憶なんて高齢者にとっては「忘れた」で逃げようがありますし。
年金不正受給の中にはそういう事例もあるでしょうね。親の年金が多い場合は死なれちゃ困りますから。
8050問題の行く末にあるのかもしれない
最も多い犯人像が「60代の無職男性が母親の死を隠蔽」なのだとすると、この問題は、80代の親と50代の引きこもりの子どもの「8050問題」の行く末ということになります。
母と息子の場合は親との入れ替わりは不可能ですが、社会から孤立していればいるほど隠しやすくなります。
後期高齢者医療や介護保険の利用履歴のない人を調べるというのはいいアイディアだと思いますが、これも抜け道はありますね。
実際に150歳以上が続出することはないと思いますが、80歳~100歳くらいの高齢者で実は死んでいる人は結構いそうです。
本当のデータで計算したら平均寿命も少し下がったりして…