貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

「大・早期退職時代」の到来!? 元バブル入社組のワイ、低みの見物

2020年「大・早期退職時代」の到来?

gendai.ismedia.jp

日本にいよいよ「大・早期退職」時代がやってきた──。

東京商工リサーチが発表した調査によると、2019年に早期・希望退職を実施する上場企業が直近6年で最多を記録した。来年2020年には、業績が堅調な業界大手も「構造改革」などの名目ですでに実施を明らかにしているという。

かつては終身雇用を前提としていた日本の大企業が、ついに大ナタを振るい始めた。

 「大・早期退職時代って大海賊時代かよw」とツッコミを入れたくなるタイトルですね。あ、元ネタは「大航海時代」の方か。

問題は終身雇用よりも、年功序列で40代・50代になったら半自動的にそこそこの役職にしてしまい、「部下なし管理職」で給料だけが高くなってしまったのが問題でしょう。

早期退職させた上で、役職なしで再雇用してもいいとは思うんですが…日本企業の構造的には居づらいから無理かな。

私は元・バブル入社組ですが…

50代の私も、風当たりの強い「バブル入社組」の一人です。

と言っても、役職なんてものをもらう前の30歳過ぎで辞めたので、年功序列的な恩恵はほとんど受けていません。

就活時に内定をもらうと囲い込みのために様々な接待を受けたエピソードも無縁でした。

就活自体はとても楽でしたが、そもそも理系だったので学内推薦によって学科で1社1人という枠で採用面接を受け、内定決まったらそれでおしまいだったのです。

推薦によって企業側から断られる可能性が元々低い上に、バブル期なのでほぼ通してくれたという感じだっただけですね。

それでも、就職氷河期世代から見れば羨ましいと思われるかもしれませんが、文系と理系の違いがかなりあったのでねぇ…

早期退職募集して辞めていくのは…

ただし、早期退職を募集すると、辞めて欲しくない人が辞めて、辞めて欲しい人が残ってしまうという懸念があります。

日本企業が「大・早期退職時代」で40代・50代のリストラをし、社内の構造改革を進めるのは良いことだと思いますが、それで良くなるとは思えません。

若い人の処遇を良くしないと、いい人材が来なくなるだろうし、いい人材は40代・50代になる前に辞めていくループになりかねません。

本当に大ナタを振るうべきは、経営陣の首の方ではないかと。いっそ外国人を連れてきたほうがいいと思いますしね。

奪われざるもの SONY「リストラ部屋」で見た夢