au Payの20%還元キャンペーン
PayPayが20%還元キャンペーンで話題になったのは2018年12月のことでした。
バーコード決済としては1年遅れでau Payが総額70億円の20%還元キャンペーンを開始しました。
その結果、PayPayの第1回20%還元キャンペーンと同様に転売ヤーの餌食となったようです。
転売ヤーが求めたのは、転売しやすいSIMフリーiPhoneだったようです。
毎週10億円の還元を予定していましたが、1週目はあっさり2日で終了となっています。
転売ヤーの餌食になるのは見えていたような…
三井住友VISAカードがチャージで20%還元をやっていて、合わせて40%還元になることも初回の行列を呼んだのかもしれませんが、ステージで最高3万ポイントまで還元を受けられるなら、転売ヤーの餌食になることは想定されたはずです。
auの担当者は去年のPayPayの騒ぎを見ていなかったのか、敢えて話題にするためにやったのか…
私もau Payアプリをインストール・登録してみましたが、auとは契約していないユーザに使ってもらおうという気持ちが全く感じられませんでした。
PayPayみたいに登録したら500円分もらえるとかあるわけではないし、LINE Payみたいにクーポンをもらったから使ってみようという気持ちにもなれず。
あ、au Payにもコンビニで使えるクーポン(200円以上で50円引き)がありましたが、「au スマートパスプレミアム会員限定」でした。
メールアドレス登録して、端末IDを取られて、電話番号入れてSMS認証もしたのに、しょぼすぎです…
本当に「4大Pay」に集約されるのか?
楽天を含めた4キャリアが提供するスマホ決済サービスに集約されるとの見方もあります。
キャリアは端末値引きやMNPキャッシュバックをしなくなった分、キャンペーンに使えるお金があると。
ただこのままでは、各キャリアの回線利用者向けサービスになってしまいそうですね。
ユーザ獲得のための還元合戦はじきに終わりを迎えるのかもしれません。