1000万円貯めた女性100人が「やめたこと」
最近増えている、節約や貯金のために「やめたこと」を列挙した記事の一つです。(書籍からの抜粋・再構成)
1位の「セールで買う・まとめ買いをする・少し遠くても安いものを買いにいく」は、つい買いすぎたり、わざわざ遠いところまで買いに来たのだからと買わないと損した気持ちになったりするので気をつけたいやつですね。
ただし、上級者はまとめ買いも上手く活用するものだと思いますが。
2位の「家計簿をつける」は賛否別れそうですが、今まで支出を把握できていなかった人にとって最初に家計簿を付けて家計改善した時のコスパが最も高く、改善以降はコスパが下がるというもの。
「家計簿をつける」こと自体の効果は認めつつ、ずっと継続するのは効果が薄いという意味なので納得です。
家計簿を毎月付けず、年に1回つける「サンプル調査」方式でも十分と言えますかね。
「風水の金運アップ法」は効果なし?
最も驚いたのは、3位に「風水の金運アップ法(財布の色にこだわった、年に1回財布を替えたなど)」が入っていること。
女性100人への調査ですから、風水・金運といった類はすごく気にしていて、それを無駄とは考えないだろう、と思っていたので。
「金運アップの財布にしたが、効果が出ていない」というぶっちゃけた意見が出ているのに笑ってしまいました。
効果がない(薄い)のだとすれば、その財布等への支出の分だけマイナスってことですしねぇ…
神頼みや風水は「お金を意識する状況をつくる」
著者は「お金を意識する状況をつくる」が神頼みや風水が持つ大きな効果だとしています。
金運アップアイテムを持てば、節約や貯蓄に対して意識をしていない人にとっては、そのきっかけ・モチベーションの維持になると。
逆に言うと、しっかり節約や貯金を意識できるようになった人にとっては、効果がなくなってしまう。
家計簿と同様に、最初は効果が大きいけれど、薄れていくタイプのものですね。
節約術や貯蓄術は、初級者向け・中級者向け・上級者向けがそれぞれあります。
上級者向けの節約術・貯蓄術を初級者がするのはおすすめできないし、初級者向けのは続ける必要もないということ。
その時の自分に合った節約術・貯蓄術を選ぶ必要がある、というのがよくわかる記事だと感じました。