若者よ「シングル高齢者研究」結果を見よ
「結婚したくない」という若者が増えているが、果たしてシングル高齢者が老後にどんな末路を迎えるかを考えているのだろうか。
結婚せずに「未婚」で通したシングル高齢者には、男女でトンデモなく大きな差が出るという研究結果が出た。
「未婚男性」には、経済的な困難が待つ一方、「未婚女性」には人生100年時代を輝かせる花の老後が待っているという。どうする、若者たち?
タイトルと書き出しだけで見ると「若者よ、結婚しないと悲惨な老後が待っているぞ」に読めますが、もちろん違います。
記事の中ではちゃんと「未婚は老後の経済的困難の原因ではなく結果」だと書かれています。
無年金や低年金の人も多く、そりゃ未婚男性の寿命が短くなるわけで。
未婚女性の生き方を学べばいいのでは?
逆に未婚を通した女性は自立してしっかり稼いできた人も多く、経済的には資産100万円以下の低資産の人は少ないと。
女性は(男性と比べて)浪費が少なく、老後に備えてしっかり貯金していたという見方もできます。
今の未婚男性の若者も、かつての未婚男性のようにギャンブルや酒・タバコなどへの浪費をせず、未婚女性のように節約しつつしっかり貯蓄・投資をしていればいいと言えるのでは。
実際、喫煙率や飲酒率が下がっているし、今の未婚男性の若者は自炊ができたりして、生活力のあるしっかりした人が増えていると思いますし。
未婚男性同様に離別女性が厳しい
ニッセイ基礎研究所のレポートのグラフでは、2020年の離別女性の割合が50歳代で1割ほどいるようで、未婚男性同様に老後は厳しい経済状態に陥る人が多そう。
未婚女性も増えていてそれよりは数は少ないですが、決して少なくもない。
離別女性の中にはシングルマザーとして子育てで貯金どころではない人もいるでしょうしねぇ。
こんな数字を見ると女性はますます結婚に慎重になり、未婚者が増えて少子化に繋がってしまいますかね…