馬鹿・情弱が搾取される日本
激動の時代を生き抜くにはどんな能力が求められるか。医師の和田秀樹さんは「この国において唯一のチャンスとも言えるポイントは、『金持ちの子どもが勉強しない』ことだ。
馬鹿や情弱が搾取される格差社会の日本においては、勉強こそが逆転のチャンスだと。
馬鹿や情弱が搾取される構造はどこの国でも、日本においても昔からある構造だし、格差がなくなることありません。
ただその搾取構造・格差がどんどん広がっているとは感じるので、逆転のために勉強が一番チャンスあるというのはよくわかります。
都会では中学受験が過熱
勉強しないと搾取される側になると感じている親は一定数いて、それは中学受験の過熱に見られます。
受験が過熱しすぎると「受験アスリート」を生むだけで、受験のように答えが明確にあるような問題以外は役に立たなくなるのではないか、という懸念があるんですよね。
いわゆる「生きる力がない」と言われるやつです。
日本全体で求められるのはイノベーションを起こせる人材なのに、それとは逆の人材を作る方向に見えてしまう。
さらにオウム事件では、多くの高学歴の人が信者となっていたりして、「勉強ができる=搾取されない」に直結しないイメージができているのではないかと。
頭が良さそうなのに陰謀論にハマる人もいますしねぇ…
氾濫する情報から取捨選択できるか
昔は如何に情報を得るかが鍵だったのが、今は氾濫する情報の中から正しい情報を見分ける力が必要になっています。
受験勉強によって身につく知識・教養をベースとして、そこに応用力があればいいんですけど。
それでも正しい情報だけ取捨選択するのは大変です。
マスコミで報じられていることが全て正しく何も隠されていないとは到底言えませんが、それで「ネットに真実がある」などと考えると逆に騙されます。
「何も信じられない」「何を信じたらいいかわからない」と思った時に、つけ込まれる隙が生まれるんですが…