株価史上最高値でも庶民は投資をやめるべき
一方で日銀は、マイナス金利を解除。これを受けてメガバンクの普通預金金利は、0.001%から0.02%と20倍に上昇した。そんな金利上昇の動きから、経済誌には、インフレ時代到来を印象づける見出しが並ぶ。株式市場は好調でインフレ局面を踏まえると、積極的に株式投資を考えるべきなのか。荻原氏はそんなムードにクギを刺す。
荻原博子氏はブレてないですね。
新NISAのブームに乗せられて、投資の経験が浅い人が個別株投資するのはやめておけ、とは思いますけれど。
逆に言うと積み立てでインデックス投資するならいいと思います。もちろんリスク許容範囲ないの金額が前提になります。
要するに「一攫千金」を夢見るな、ということですね。
新NISAの購入ランキングで小林製薬が4位に
そんな中、紅麹サプリの問題で揺れている小林製薬が、SBI証券の新NISA購入ランキング(3月25日~29日)で4位に入っていると話題になっていました。
未だに原因物質が特定されていない状況ですが、いずれ復活するとの見方からの押し目買いなんでしょうかね。
小林製薬はこれまで25期連続の増配で配当金は1株あたり103円、株主優待で5000円相当の商品が貰えるので、これが続くなら個人が長期で持つのも悪くはないのかな。
まぁ今回の件で減配・無配の可能性がありそうですけれど…
少なくとも投資の経験が浅い人が「一攫千金」を目論んで手を出すべきではない状況です。
できる生活防衛手段が減っていく…
投資はやめておけ、という荻原博子氏は「できることはなんでもやって生活防衛につなげる意識が必要」といつも通りの結論です。
それはわかるんですけれど、生活防衛のために節約していくと、どんどんできることが減っていくんですよね。
いわゆる「固定費の見直し」などは1回やれば効果は続くし大きいけれど、そこからさらに、というのは難しい。
そういう意味では、日用品が貰える株主優待などはオイシイ手段に見えてしまいます。
もちろん食費の削減は健康を害する可能性も考えないといけませんから、できることはなんでもやる意識は必要ですが、ほどほどにしておかないと。