セミの鳴き声がうるさい季節
今年の夏は暑くなるのが早くて、最初はセミの声が聞こえないなーと思っていたのですが、それが続くわけもなく、うるさくなってまいりました。
いつも明け方から昼ごろまで寝ている夜型人間の私は、家の目の前で鳴くセミがうるさくて目が覚めることがあります。
遠くて鳴いてるならいいんですが、窓のすぐ近くで鳴かれると本当にうるさい。
かと言ってもどうしようもないので、しばらくはこの生活を覚悟しています。
セミの一生の話
今回はセミリタイアの話ではなく、セミ(蝉)の一生の話です。
セミと言えば、孵化してから数年間の幼虫時代を土の中で過ごし、地上に出て羽化して成虫になってからの期間が短いことでよく知られています。
もっとも長い幼虫期間を「労働に耐える期間」と考えると、羽化がリタイアのタイミングかな?と思いますが流石にそれは違いますね。
なぜなら、セミにとっては「自分の子孫を残す」のが最大の仕事なので、羽化してからが仕事です。幼虫期間はニートみたいなものですね(;´∀`)
セミにとっては、無事に交尾に成功したら、そこからリタイア生活かな?
メスが交尾するのは1回のみなので卵を産んだら役目が終わりだと思いますが、おそらく体力使い果たしてしまいそう。
オスは複数回交尾するそうなので「生涯現役」になるのかも。
約37%のセミは子孫を残せない
セミのオス・メス比は1:1なので、複数回交尾をするオスがいるということは、逆に1回もできないオスもいるということ。
その割合は約37%になるそうです。
日本人男性の生涯未婚率は約25%なので、セミのオスの方が大変な世界なんですね…
ということで、セミにリタイア生活はほぼない、というのが結論です。虫の世界では当たり前すぎだからわざわざ言うな、という話ですけど。