高校野球開会式・偉い人の挨拶5分19秒
開会式は朝やっているとはいえ、熱中症の問題を指摘しているときにお偉いさんの自己満足挨拶が5分もあるとは…
オリンピックで「アスリートファースト」という言葉が使われるようになりましたが、遠い現状がありますねぇ。
高校野球は教育の一環なので、偉い人の話をじっと耐えて聞くのも教育なのでしょう。まさに社畜を作る教育ですけど。
校長先生の話が長くてつまらないのはネタ本のせい?
つまらない話を耐えて聞くと言えば、朝礼や式での校長先生が真っ先に思い浮かびます。気分が悪くなって倒れる子どもが出ることもあるアレです。
校長先生が話す「講話」にはマニュアル本があって、実際それを使っている校長先生も多いそうです。
Amazonで「学校例話研究会」で検索すると、「学校講話大全」などがヒットします。学校講話を専門に作っているわけですね。
マニュアル本なのだから面白くてドッカンドッカンうける話が収められてそうなのに、校長の話が面白いと話題になることはありません。
その理由は「大人が面白いと思う話」になっているから?現場の評価はフィードバックできてなさそう。
もう一つ考えられる要因は、校長のしゃべりが子どもたちを惹きつけないからでしょうね。
校長は学校内では忖度される側だから、惹きつける努力をしなくなっている悪い例です。
それでも短い時間で終わらせれば誰も不満に思わないのに、ダラダラ長く話すと印象が悪くなるのも当然です。
日本一話の短い校長先生
そのおかげか、「日本一話の短い校長先生」がニュースになったこともありました。
全く伝わってない話に時間をかけるのか、短い時間で最低限のことだけ伝えるのか、生産性の高さでどちらがいいかは言うまでもありませんね。