「会話が2週間で1回以下」の高齢男性は15%
このうち、ふだんどの程度人と会話をするか尋ねる質問で、「2週間に1回以下」と回答した人は全体の2%でした。
ところが、65歳以上の高齢者で1人暮らしをしている男性に限ると、15%、およそ7人に1人に上りました。
一方、同じ高齢者の1人暮らしでも女性では5%でした。
男女での違いがくっきりしているのは、その脳の構造の男女の違いなどから当然の結果と言えますが、これで孤独を感じている男性は早く死ぬ可能性が高まります。
独身・無職・ひきこもりなら同じ
「会話が2週間で1回以下」というレベルなら今の私も同じです。
日常の中で外に出るのは買い物の時くらいですが、買い物をした際に「レジ袋入りますか?」「だいじょうぶです」という会話はこの会話のうちに入らないと思いますし、セルフレジを使うことも多いです。
ネット内職の仕事をしていますが、連絡はチャットワークというグループメッセージツールを使っています。LINEのグループチャットみたいなものです。言葉を発することはありません。
私が口から言葉を発して会話をする機会は、実家に帰った時かたまに友達と会った時くらいです。
孤独を感じていないのでまぁいいか、という感じです。
会話はAIでなんとでもなる
会話(言葉を発する・聞き取る)ということだけなら、AIアシスタント・AIスピーカーでも成り立ちます。
高齢者の家にAIスピーカーを置いて、見守りサービスとして利用することもできるでしょう。
今はこちらからの呼びかけや質問に答える仕組みですが、そのうち積極的にAIが話しかけてきたりするようになりそうですし。
「日頃の簡単な手助けを頼れる人がいない」の方が問題かも
それより問題と考えるべきは「日頃の簡単な手助けを頼れる人がいない」と答えた一人暮らしの高齢男性は30%いること。
例えば「粗大ごみを捨てたいけど、一人じゃ動かせない」といったことが積み重なるとゴミ屋敷化したりするわけですよね。
サービスとして何でも屋が存在しますが、高齢者にとっては高額なので気軽に頼めるもにではないのでしょう。
優良な業者を割引で利用できるように、行政が割引チケットを配布するとかあってもいいのかも。行政がやってるバスの割引や銭湯の割引と同じです。