「経済的自由」とは?
「経済的な自由」でぐぐると、「働かなくても生活できるだけお金がある状態」といった解説が出てくるページがたくさんヒットします。
しかし、本来「経済的自由」とは基本的人権の一つです。
「職業選択の自由」も「経済的自由」の中の一つです。
選択の自由がある中で、「働かない選択をする」こともまた一つの選択肢であり自由です。それを狭い意味というか、一部の人たちの間で「経済的な自由」と言っているわけですね。
おそらく「(働くのが嫌なのに)働かなければいけないのは経済的に不自由」という意味を含んでいるのだと思います。
それには同意もしますが、そこだけを取り出して「ほとんどの人が手に入れられない経済的自由」といった使い方をされると、本来の意味と違いすぎて違和感があります。
元は「Financial Freedom」?
英語の「Financial Freedom」を訳した結果だと思いますが、それならやはり「金銭的自由」か「財政的自由」でないと。
「金銭」だとあまりに「カネ」の色が出過ぎだし、「財政」だと国や団体の財政の色が強くて個人には合わないからかなぁ?
「家計的自由」だと「妻に財布の紐を握られていません」的な意味になってもっと違和感が出てしまうか(;´∀`)
お金をたくさん持っていても…
持っているお金が多ければ多いほど安心に繋がりますが、それでも「無くなったらどうしよう」と考えて行動していなければいけないので「お金に縛られている」、自由でない状態と言えるかも。
私が一番羨ましい生き方は「お金なんてどうにでもなる」と楽天的に生きられる人なんですよね。
そんな生き方は到底できませんけど…(´・ω・`)
自由な生き方をしたくても、親の介護でそうもいかなくなったりする人もいます。人生のうちで、縛られるものがなく自由に生きられる時期があるだけ幸せなのかもしれません。