予備軍を含め「社内失業者がいる」企業は23%
「社内失業」という言葉を知らない企業が46%もいるのですが、「窓際族」はとっくの昔に死語なんでしょうかね。
「窓際族 - Wikipedia」によると、1970年代後半から出てきた言葉です。
当時から終身雇用を守る大企業にいたおじさんのことで、「社内失業者」の調査でも大企業に多い、50代が多いという点で変わっていないようです。
バブル崩壊後は「追い出し部屋」のように如何に辞めさせるかの方が話題になりましたが、あまり酷いことをするとネットで暴露されて逆にヤバいでしょうね。
早期退職優遇しても乗ってくれない?
若い従業員なら再教育や配置転換でまだ可能性はありますが、50代になったら扱いが難しいでしょうねぇ。
希望退職・早期退職優遇制度に応募してくれたらありがたいと思っても、それで辞めるのは辞めてほしくない人だったりします。
優秀で意欲や野心がある人なら、社内失業状態が続いたら嫌気がさして転職や脱サラを考えるでしょうしね。
ネットやスマホがあれば社内失業も楽しい?
かつての「窓際族」は、朝から帰るまで新聞を隅から隅まで読んでいる、などと言われていました。
今ならPCがあってネットが繋がっているなら飽きないでしょうし、PCがなくてもスマホが使えれば楽しく過ごせそうです。
流石にゲームは出来ないと思いますが、Webを見るくらいなら良さそうだし。
毎日ネット見てるだけで年功序列でそこそこの給料がもらえるなら羨ましい限りです。
私も早期退職に応募せずにしがみつくかもしれません。
大企業や役所では、現場は忙しいのに管理職は何かトラブルでもない限りは暇でずっとPC見ているなんて部署もあったりします。
日本が生産性を高められない事情の一つだと思います。