親の幸福度を低下させるのは子育て費用
「子どもがいる=幸せ」みたいな方程式で語ってはいけない事実がまた明らかにされたのでしょうか。
日本でも国公立大学の授業料ですら高騰化していて大学に出すまで面倒をみるのは大変になっています。
アメリカとの日本の共通点は、大学卒業後に多額の奨学金(学生ローン)の支払いに苦しむ人が多くいるということですし。
ヨーロッパで調査したらまた違った結果になるかもしれません。
大学授業料は高騰しすぎ
日本の国公立大学の授業料は1970年代から急激に上がり、バブル崩壊後もずっと上がったために異常な高さになりました。
大卒初任給と比べるとわかりやすいです。
やあ、ここで初任給と授業料の相関図を出したよ。
— 通信障害部 (@kancore_0kenzo) August 12, 2017
昔と今、どちらが貧しいかな? pic.twitter.com/eTFKu94ClB
私は「年間授業料=大卒初任給」を目安にすべきだと考えています。
子育てを考えると年収が結婚のハードルのはしょうがない
子育てをする前提で結婚を考えると、子育てにかかる費用が大きすぎて、充分な年収がないと不安でしかたがない。
その結果として年収が大きなハードルとなって結婚をしない→少子化、は当然の流れということですね。
子どもの存在がマイナスの存在というわけではありません。人によりますがプラスと考える人が多いと思います。
しかし、かかるお金が大きすぎて幸福度が低下するとわかっていたら、わざわざ苦労を選ばないのは当たり前です。
「子どもがいない=幸せ」ではないのですが、苦難だとわかっている道を進むのに躊躇する人を責められません。
現状では「余裕がある人だけでどうぞ」と言ったとこでしょうか。