自動化で仕事を失うという妖怪を怖がるべきではない
The Vergeによると、彼女はある質問への答でこう述べている。「自動化で仕事を失うという妖怪を怖がるべきではない。自動化は、むしろ喜ぶべきだ。でも、それを喜べないのは、私たちが、仕事がなければ死ぬという社会に生きているからだ。そして、そのことの中核にあるものこそが、私たちの本当の問題だ」。
こういう発言をする 政治家が登場するのは衝撃的かもしれませんね。
政治家にとって重要な仕事は「雇用を創り出す」「失業率を減らす」であって、仕事を減らすためには働きませんから。
場合によっては、公共事業によって仕事を創り出すのも政治家の仕事ですし。
史上最年少の女性下院議員
アレクサンドリア・オカシオ=コルテス下院議員は史上最年少の女性下院議員として話題になった女性です。
まだ学生ローンを返しているとか、3年前に父親をがんで亡くしているとか、かなりの苦労人だと思います。
民主党を支持する昔ながらの労働者・労働組合から反発を食らいそうなことをさらっと言うのは、新しい時代の政治家なのでしょうね。
「働かざる者食うべからず」意識は根強い
共同体の一員としてなんらかの役割を担わなければいけない、という意識は昔なら当然のことでした。
特に戦争が続いて徴兵制が行なわれていた時代では、徴兵という義務を果たす必要がありました。
選挙権には一定の納税額が必要だった時代もあります。
そういった制度がどんどん変化していったように、「働かざる者食うべからず」「仕事がなければ死ぬ」も無くなってもいいでしょう。
時代に合ったというか時代を先取りしたような政治家が登場するアメリカのスピード感はうらやましいです。