3カ月働いて3カ月ブラブラする中国の若者
中国の都市中心部の賃金は上昇しているし、食事つきの寮があるのでお金が貯まります。
お金を稼いで郊外の安いところに行けば、しばらく暮らせるのでしょう。
日本のバブル期のフリーターに似ている面もありますが、高度経済成長期の出稼ぎ労働者に似ているとも言えるのかな。
ネトゲ廃人村の住民よりマシ?
深セン市の三和と言えば思い浮かべるのが「三和ゴッド」と呼ばれるネトゲ廃人村の住民たち。
合言葉は「1日働けば、3日遊べる」。
「1日働けば、3日遊べる」と比べれば「3カ月働いて3カ月ブラブラ」は労働意欲があると感じてしまいます。
3K仕事を嫌がるのはどこの国も同じ
日本では経営者が「日本人は3K仕事を嫌がる」などと言って外国人労働者の受け入れを求めてきました。
しかし、3K仕事を嫌がるはどこの国も同じで、3Kでなく待遇がいい仕事があるならそちらに流れるだけのことです。
高い給料であれば3Kでも厭わず働く人が増えますし、外国人労働者も稼げるから来るだけと考えるべきです。
外国の賃金や為替が上がると、日本の3K職場は外国人から見ても低賃金で魅力がなくなっていくわけですが。