就活生の7割が転勤を敬遠
私も引っ越しを伴う転勤・転職はしたくないクチでしたね。
IT系は東京の方が圧倒的に仕事が多いのですが、東京へは行きたくなかったので関西で仕事を探しました。
転勤が多いと生産性を落とすのでは?
そもそも日本では必要以上の転勤(数年おきの転勤)をやってる会社が多くないでしょうか?
「癒着を防ぐため」という理由はわかりますが、近くの転勤でもいいし担当を変えるだけでも良さそうだし。
将来の幹部を育てるためなら、ごく一部の幹部候補に絞って転勤させるだけでいいですよね。
それ以上に、転勤で生産性を落としているマイナスについて向き合うべきではないかと思います。
残業を嫌がる学生はダメ?
記事の最後に出てくる東海大学の元教授で就職部長の方の言葉が、あまりにもひどい。
「その会社の仕事が好きだとか、仕事に成果を求める学生が少なくなりました。残業はしない上に、楽をしても給与がもらえるという働き方改革が学生をダメにしているんです。転勤を敬遠するのは、社会の中で自分を試そうとせず、スタートからリスクを避ける学生が増えたということです」
価値観・ 考え方が変わっているだけで、今の学生がダメになったわけじゃないでしょう。
楽をするのが悪いと言っていると、生産性を上げる方向に進まないんですけどねぇ。
「こういう古い考えの人が日本をダメにしているんです。新しい価値観を敬遠するのは、社会の変化に対応しようとせず、変化をするリスクを避ける老害が増えたということです。」
と言い返したい。
「滅私奉公するのが当然」という考え方を変えるのが働き方改革の重要ポイントだと思います。
「楽をしても給与がもらえる」って最高
そもそも、技術革新によって楽ができるようになってきた歴史があります。
楽になりすぎると働かなければいけない人の数が減りますが、歴史的には子どもが働かなくてもよくなりました。
人手不足が続く日本ではもっと歓迎されるべきことです。転勤が減れば引っ越し業界が人手不足で悩むこともなくなりますしね。