貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

「夢の印税生活」は夢のまた夢

幻冬舎の見城徹社長のツイートが炎上

mainichi.jp

『日本国記』の批判をした作家とのゴタゴタの中で、社長のツイートが炎上し、ツイートを削除しています。

出版社としては売れる本を大事にしたいのはわかりますが、社長がSNSでしゃしゃり出ない方が良かったでしょうねぇ。

本は「表現の自由」や「健康で文化的な最低限度の生活」に欠かせないものだとして、様々な保護を受けています。

独占禁止法の例外適用の再販制度や、第三種郵便物で定期刊行物の送料が安くなる制度です。

自ら「表現の自由」を放棄するような行為は、いつは自分に跳ね返ってくると思うんですがねぇ。

「印税2%」の衝撃

見城徹社長が発行部数と実売部数を暴露したことで、話は思わぬ方向へ広がっていきました。

幻冬舎で出版した本が「印税2%」だったという暴露がありました。

一般的には「本の印税は10%」と言われています。なお、原稿料もゼロだったそうです…

初版は印税なしで原稿料のみ(増刷がかかれば印税)というのはあるそうで、出版社としてもリスクを減らしたいのでしょうね。

これでは「印税で悠々自適の生活」は夢のまた夢です…

親の著作物を相続できる人なんてどれだけ恵まれているのやら。争族になりがちですけど(;´∀`)

「出版詐欺」にも要注意

印税が低いのには、「出版不況」と言われる業界の状況がベースにあるのだと思います。

苦しむ出版社の中には、素人相手に自費出版させる手口に走る会社もあります。

www.mynewsjapan.com

出版不況は止まらない中で、これからも業界内のゴタゴタが顕在化するかもしれませんね。

たった一人の熱狂