「毎月100万円稼げる…」は疑え
――そうなると、「アフィリエイト」で検索したときに山ほど引っかかる「月100万達成!」といったサイトは……。
佐藤 本物もいるとは思います。ですが、「瞬間最高風速」をさも毎月の売り上げのように言ったり、そもそもまったく嘘の売り上げを言ったりしている人のほうが多いのではないかと思います。
「毎月1000万円稼いでいる人たちの共通点」という怪しいタイトルで、アフィリエイトの情報商材を売るような記事に思いましたが、全くの逆でした。
とても良心的に?その手の人たちが使う手口を明かしてくれています。
都合のいい時のことだけ書いて、都合が悪くなった時は書かなくなるのはよくあることですけどね。
「月10万円達成!」なら私も書けるぞ
瞬間最高風速を実績として書いても良いのであれば、私も「月10万円達成!」と書いてもいいのかな?
実際に、去年の8月と9月にアドセンスで達成しているので間違ってはいません。
ただし、Google砲の「まぐれ当たり」だったので、当たらなくなった今では観る影もありません。
最近は検索アルゴリズムの変更でPVが落ち込んでいるのも影響しています。環境の変化に対応して継続的に実績を出し続けるのはとても難しいことです。
ブログを仕事にしようと考える学生もいますが、それだけ不安定な仕事であると覚悟しておくべきでしょう。
最悪の場合は垢BANだってあり得るわけですから…
アフィリエイトは無料ではじめられます
日本アフィリエイト協議会が出している注意喚起パンフレットでは、「こんな誘いに要注意!」として3つの事例が挙げられています。
- 「違約金、登録料が○○万円かかる」
- 「稼げる仕組み、儲かる合宿があるよ」
- 高級車や別荘、札束の写真を見せられる
札束の写真に弱いのは、現金社会であるからでしょうかねぇ。まぁネット銀行の口座残高だって簡単に書き換えてスクリーンショット撮れますけど。
ただ、「9割が脱落する?」→「素人は勉強しないと」→「有料セミナーを受けよう」→「高いセミナーほど有益のはず」と思っちゃう人はいるのではないかな。
バブルの頃は、売れない安いワインを桐箱に入れて高い値段付けたら売れた、なんて逸話があります。
高く売られているものの方が良いものだと思いこむ、一種の認知バイアスが働いてしまうものだと思います。
札束はドラマて使うような偽物は簡単に用意できますし、高級車はレンタルすればOK。そういう手口は知っておくべきですね。