高齢ひきこもりは「予備軍」扱い?
川崎で起きた殺傷事件は、ほぼ同じ年齢でひきこもり傾向の男性ということが私にとっても衝撃的でした。
そして、メディアが作り上げるであろう「犯人像」がすぐに想像できてしまいました。
人生に絶望しての「拡大自殺」という見方はその通りだろうと思いますが、人生に絶望するのはひきこもりばかりでもないし。
反社会性パーソナリティ障害をリスクファクターの一つとするのであれば、反社会性パーソナリティ障害の一つに分類されるサイコパスな人も予備軍扱いした方がいいし。
犯行手口をアニメやゲームに求めるか?
メディアが「犯行を思い立った原因や、手口のヒントにしたもの」としてすぐに挙げたがるのがアニメやマンガ、ゲームなどです。
早速、容疑者の自宅からテレビとゲーム機が発見されたという全く当たり前すぎるニュースが流れました。
部屋から見つかったという以上のことは何も書いてないニュースです。
テレビやゲーム機は今やあって当然のものでしょう。容疑者は毎日パンを食べていたからパンが凶行を起こさせたというレベルのものです。
答え合わせができないものは言ったもん勝ち?
今回の事件では犯人が死亡しているため裁判で真相が語られることもなく、あらゆる推測・憶測は答え合わせがされずに終わります。
答え合わせされて全く大外れだったと言われることがないので、必要以上に好き勝手な推測・憶測が飛び交うかもしれません。
答え合わせができない・しにくい就活マナー、特に面接マナーでは適当なものが飛び交っています。
もちろん中には直接会って内定辞退をしてくれたら喜ぶ人もいるでしょう。だからといって一般的なマナーとするべきものではありません。
検索で上位にくる方法の手段として語られているものも、Googleが正解を教えてくれないので、正解と不正解が入り混じっています。
答え合わせができないものは、より疑ってかかって見た方がいいかもしれません。