依存症治療に必要なこと
日本では薬物依存、ギャンブル依存、アルコール依存などは病気というよりも「意思の弱さ」が全ての原因として扱われがちです。
「うつ」ですら意思や気の持ちようの問題として扱われ、「甘え」などとバッサリ切り捨てる人もいます。
依存症は誰にでもなる可能性はあるし、タバコを吸っている人はニコチン依存症とも言えるし、もっと依存症という病気に対する認識を変えて向き合うべきだと思うんですがねぇ…
治療すべき犯罪
海外では性犯罪の加害者に対して、薬物治療などの治療を行うようになっていますが、日本ではまだまだ進んでいません。
最近やっと動き始めたくらいです。
薬物治療をやっても犯罪を犯すような人は、長期収容で社会から隔離するのもしょうがないと思いますが、まずは薬物治療をやった方が社会のためでしょう。
最低限、薬物治療の希望者に保険適用するくらいはしないといけませんね。
治療にお金を出すのがもったいないと思うかもしれませんが、再犯して刑務所に入るとお金がかかるので、トータルではプラスではないかと。
厳罰化すべき犯罪
依存症や性犯罪は、厳罰化をするよりも治療を徹底する方が効果が得られますが、一方で厳罰化をすべき犯罪が放置されています。
特に早く厳罰化すべきなのが、労働基準法違反です。
罰則が軽いのはもちろん、実際にその罰則を適用するまでに踏む手順が多くあり、罰則に至らないことが多くなっています。
厳罰化すると会社が倒産や廃業になって働いていた労働者が路頭に迷うから、というのがその理由かもしれません。
「雇用を守る」を最優先にしたばかりに、ブラック企業が跋扈して「まともな雇用が守られてない」のだから本末転倒です。
労働基準法違反を犯す人は、悪いこととわかってていながらお金のためにやるので、罰金額を大きく増やすのも効果的かもしれません。