会見したら全員クビ
- 「在京5社、在阪5社のテレビ局は吉本の株主やから大丈夫」
- 「会見したら連帯責任で全員クビ」
- 「俺にはお前ら全員クビにする力があるんや」
「お前らテープ回してないやろな」と最初に言ったのもよくわかるほど、密室ではヤバい言葉が出ていたようですね。よくぶっちゃけてくれたものです。
まぁICレコーダーやスマホでの録音ならテープは回していないのでセーフということになりますかね。
闇営業をしていた芸人に非があったのは間違いありませんが、吉本興業側もただでは済まない状況になっちゃいましたねぇ。
「ファミリー」「家族」を会社側が使ったら要注意
会見の中で気になったのは「我々が弁護士をつけたことは上層部が悲しがってると。ファミリーだというふうに言われました。」という部分です。
宮迫博之と田村亮が弁護士を付けたことは、吉本興業側にとってそれだけ不都合なことだったという証です。
そして「ファミリー」という言葉を使って止めさせようとする姑息さが見え隠れしています。
求人広告で 「社員は家族です」「アットホームな職場です」といった言葉を使っていたらブラック企業と疑え、と言われてきましたが、まさにこれです。
これを使っていたら全部が全部ブラックではありませんが、安易に使う企業は怪しいと思ったほうがいいですね。
これも副業のリスクの一つ
吉本興業とマネジメント契約を結んでいる芸人のうち、売れない芸人はアルバイトを含めて様々な「副業」をしないと食っていけません。そしてそういう芸人が大半を占めていると言われています。
副業の会社が実は反社会的勢力でした…というのは気づかずにやってしまう可能性は、普通のサラリーマンにだってありますから、リスクの一つとして捉えておくべきです。
むしろ「ファミリー」「家族」なんて言葉を使うなら、食えない状態で放置していていることがおかしいですよね。ちゃんと扶養してこそ家族ですから。
ろくな給料を払ってないのに、「ファミリー」「家族」なんて言葉を使う会社はブラック企業と思って間違いないです。