徹夜を強いられる東京五輪ボランティア
渋滞しないようにするため、マラソン競技は休日の午前中に実施するのが基本となりますが、暑さ対策のため朝早くスタートになりました。
その結果、大会運営に関わる人が始発で集合していては間に合わず、徹夜になるのはしょうがありません。
それならそれで徹夜してから炎天下で働く人達の健康を優先して、少しでも仮眠を取れる場所を用意するとか、電車が動かない時間はバスで移動できるようにするとか、できることは他にもありそうなのに、やるのが「ボランティア同士の交流機会や、士気を高めるような取り組み」とか…
精神論に走っているとは思えませんね。
トイレのような臭さの中で
もう一つ気になるのが、オープンウォータースイムやトライアスロンのスイムで使う海岸の水質問題です。
どうやら、大雨や台風で水質が悪化することがあるようですね。本番でそうなったらどうするのでしょうか。
徹夜で集まったボランティアが酷暑の中で働いたらとか、台風が来て水質が悪化したらとか、想定できることへの対応策を考えていなさすぎてどうなるのやら。
交通機関は大丈夫なのか?
交通機関の混雑に警鐘を鳴らしている人もいます。
心配は当然のことで、これを機会にテレワークを進めればいいと思いますが、現時点ではあまり進んではいないですね。
その対策として、「前後の駅から歩いてもらい日本を知っていただく」という提案はちょっと無理があるでしょう。
酷暑の中で歩かされるのはたまったものではありませんからね。
オリンピック後の経済は
私が気になるのは、「オリンピック開催国の経済は前年がピーク」と言われることで、それが本当なら今がおそらくピーク。
そのタイミングで消費増税ですから一気に景気後退局面が訪れても不思議ではありません。
これも想定されたことですが、どんな対策を考えているのでしょうか。