ドリームハラスメント
「夢を持て」「夢を実現する」というのは親よりも世間(マスコミ)が作った風潮の方が大きくないですかね。
「やりがいのある仕事を見つける」もその一つで、それが見つからないとダメという風潮が若者を苦しめているように感じることがあります。
「夢を持つのはいいこと」がいつの間にか「夢を持たなければならない」にすり替わってしまったのでしょうか。
「〇〇であればいい」が「〇〇でないとNG!」になるのは謎マナーでも同じ構造です。
ドリームキラー
子どもが夢を持っても、それが自分の意にそぐわないなら否定する親が多いのが事実でしょうね。
その夢の実現がどれだけ大変なことなのかをちゃんと説明できるならそれでもいいですが、頭ごなしに否定してしまいがち。
ちゃんと理解させられないと、「否定してくる人はすべてドリームキラー」という高額セミナーに騙される大人になってしまうかもしれません。
「夢を持たなければならない」と「否定してくる人はすべてドリームキラー」のコンボは、人を騙すにはうってつけの言葉ですねぇ。
「お金持ちになって遊んで暮らしたい」と言い出したら
では、子どもが将来の夢として「お金持ちになって遊んで暮らしたい」と言い出したらどうすべきでしょうか?
お金持ちになるための手段が、宝くじで一発当てるとかだったら、それがどれだけ無謀なことかをきっちり教えるべきでしょう。
株のトレーダーとかYoutuberとかは、成功者の影に多くの退場者がいることを教えてあげればいいですね。
会社を起業して…というならそのために必要な勉強やスキルなどを考えるきっかけになっていいと思います。
それでお金持ちになった後にどう生きるかなんて親が口を出す問題じゃないです。
失敗した時にスネにかじりつかれても困る、とは言っておいた方がいいと思いますが(;´∀`)