一時的なリタイアメント「ミニリタイア」
・ミニリタイアした後の競争社会への復帰は怖いものだ。
・ミニリタイアする前に、仕事をうまくやれていることを確認し、上司に復帰する機会について相談しよう。
・また、ミニリタイアを終えた後は知り合いを活用することが重要。自営業になることも検討する必要がある。
「セミリタイア」という言葉は日本でしか通用しないと言われていますが、「ミニリタイア」も一般的に通用するかどうかは怪しい言葉だと思います。
キャリアの中で一時的な休養期間と言ったほうがいいですかね。
日本では再就職時に職歴欄に働いていないミニリタイアの期間があると、「空白期間」として訝しい反応をされがちです。
フリーランスが成り立つ職種なら可能?
記事中に「自営業になることも検討する必要がある」と書いてありますが、逆に言えばミニリタイアしやすいのは、フリーランスでも働きやすい職種です。
思い起こせば、私は新卒で8年ほど務めた会社を辞めた後にフリーランスに転身したわけですが、その直前は「ミニリタイア」していました。
失業保険の待機期間の3ヶ月と、失業保険の支給期間の6ヶ月、合計9ヶ月の間を休んでいました。
再就職するのだったらこれはできなかったと思います。無謀なことだったかもしれませんけどね。
フリーランスとして働いて、仕事がなくて派遣で働いたり、就職して働いたりもしましたが、その間でも度々「ミニリタイア」期間がありました。
「ミニリタイアは、以前とは違う価値観を発見する絶好の機会だ」と言えるほどの良い機会にはできなかったですけどね。
遊んでリフレッシュはできましたけど(;´∀`)
「空白期間」があってもいい社会に
「ミニリタイア」が簡単に出来ないのは、無職期間を過ごすためのお金の問題が一番だと思いますが、日本は同じくらい「空白期間を作りたくない」があると思います。
有給休暇をもっと自由に取れる社会であるべきなのと同様に、「空白期間」が障害とならない社会であって欲しいですね。
空白期間に新しいことに挑戦したり、新たな価値観を発見したり、見聞を広めたりできれば良いことだと思いますから。