貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

「不自由なフリーランス」は貧困の泥沼へと追い込まれるのか?

「不自由な自営業者」たちが追い込まれる貧困の泥沼

gendai.ismedia.jp

ケン・ローチ監督の最新作『家族を想うとき』(12月13日公開)が描くのはこうした時代を生きるある家族の日常だ。運送会社のドライバーとして働く父リッキー、訪問介護のワーカーとして働く母アビー、それから彼らの二人の子どもたちのことが描かれる。「自由」であるはずのギグワーカーたち、彼らの生活はいつの間にか蟻地獄のような「貧困」の泥沼へと落ち込んでいく。

 フリーランス、自営業、独立開業という働き方を、かつては「一国一城の主」であったり、最近では「雇われない自由な生き方」などと、もてはやす傾向があります。

さらには「人生100年時代を幸せに暮らす最強の働き方」とか言われてしまうのはねぇ…

フリーランスとして長くやってきた私からみると、その裏側にあるものも言わないといけないという思いが強くありました。

フリーランスは必ずしも自由じゃないんですよねぇ…

ゲームそのものに組み込まれたアンフェアさ

記事中に「ゲームの結果だけを見て、ゲームそのものに組み込まれたアンフェアさを見ない。」という言葉が出てきます。

この言葉で思い浮かべたのは、ウーバーイーツが突然報酬引き下げて反発する配達員や、大量出店で苦しむコンビニオーナーです。

www.tokyo-np.co.jp

ギグ・エコノミーは副業ならいいが…

ネットを通じて単発の仕事を請け負う働き方は、どんどん広がっています。

www.icr.co.jp

このような働き方自体が悪いのではありませんが、本業として働くのは大きなリスクがつきまとうことを覚悟しておかないと、貧困の泥沼へと追い込まれる可能性はあります。

逆に言えば、副業や専業主婦が家計を助けるために、あるいは老後に年金の足しにするために稼ぐ方法としては選択肢が増えて良いことです。

雇わる働き方と雇われない働き方、その両方を同時にやってもいいわけで、二者択一ではないですね。

ただし、ルールを突然変えてくるかもしれないアンフェアさが存在するゲームをしている覚悟はもっておかないといけません。

ギグ・エコノミー 人生100年時代を幸せに暮らす最強の働き方