まるでオイルショック
金曜の夜、「トイレットペーパーやティッシュペーパーがなくなるというデマのせいで本当に売り切れてる」という情報をネットで見て、まさかと思いながらスーパーに行ったら本当に飛ぶように売れていました。
一部の商品は棚から消えていましたね。ただ、私が行ったお店は大きなスーパーだったので、その日の安売り商品は次から次へとバックヤードから持ってきて並べていたので、売り切れる気配はありませんでした。
ちょうど5%オフの日だし、1セットくらい買っておこうと考えるのはわかりますが、カートに積められるだけ買ってる人もいて、オイルショックの再来かと思いましたね。
100年前のスペインかぜ(インフルエンザ)の再来を感じさせるし、80年前の東京オリンピック中止(返上)があるかもだと言いましたが、45年前のオイルショックも辿るとはねぇ。
商品が消えていく光景を目の当たりにしたら…
でも、「他の人がこんなに買ってるから、無くなったら困る。今買っておかないと!」と考える気持ちもよくわかります。
マスクやアルコールウェットティッシュ、消毒用エタノール類は既に入手が難しくなっているし、目の前で消えていく光景を目にしたら、最低限の買い置きはしておきたくなります。
花粉症の人にとっては、これからの季節ティッシュペーパーは必需品ですしね。
私はティッシュとトイレットペーパーは先月買い置きしたばかりで、ウェットティッシュもなぜか大量に買い置きしていたので、全く動じずに済みました。
台湾はITの天才が先回りのデマ対策
台湾行政府の先手先手の対策はすごいですね。中でも、マスクの在庫データをインターネット上に公開するとか、デマ情報の拡散を防ぐとか、IT担当のオードリー・タン(唐鳳)氏の動きが早い。
SNSが広まったことで、誤情報・デマも広まりやすい社会になっているからこそ、正しい情報を迅速かつわかりやすく伝える必要があります。
それをよくわかった上で、すぐに実現させる能力がある人に任せていた結果です。天才だからといって誰しもが歓迎したわけじゃないでしょう。
日本でも情報の可視化はずっと前から言われているけど、進むどころか一部では後退してますからねぇ…