「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」
「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」の声に驚いて振り向くと、惣菜コーナーで高齢の男性と、幼児連れの女性。男性はサッサと立ち去ったけど、女性は惣菜パックを手にして俯いたまま。
— みつばち (@mitsu_bachi_bee) 2020年7月7日
私は咄嗟に娘を連れて、女性の目の前でポテトサラダ買った。2パックも買った。大丈夫ですよと念じながら。
見ず知らずの相手にこんなことを言うのはとんでもないことですが、「ポテトサラダは手間暇がかかるもの」という反論は意味がないことだと思います。
高齢の男性にとっては、母親が専業主婦で時間はあるのだから子どものために手間暇惜しまず美味しい料理を作るのが役目、という感覚なのではないかと。
高齢の男性だから、大変なの知らないだろう、という反応になりますが、こういうことは専業主婦としてやってきた高齢の女性で、自分の娘・嫁に言う人がいます。
共働きだったり、シングルマザーだったり、様々な家庭の事情がありますから、それを知らない他人が頭ごなしに言うべきものではありません。
こういうことを言う人にかける言葉は「余計なお世話」の一言ですな。
「じゃがいもの芽は発がん性物質」
この論争はポテトサラダの作り方・バリエーションが多く、調理時間もピンキリという話に発展しています。
その中で、「じゃがいもは生だと皮剥くの大変だし、ラップでレンチン→剥くと熱いし、芽は発ガン性物質だけどどこまで綺麗に取れば良いか気ぃ使うし、マッシュも結構面倒」という意見が紹介されています。
えっ!? じゃがいもの芽は食べてはいけないものですが、いつから発がん性物質になったのでしょうか?
確かに、Twitterを検索すると、豆知識としてそういうツイートが出てきました。
でもこれは間違いで、おそらく
- じゃがいもの芽を食べてはいけない(含まれるアルカロイドで中毒を起こす)
- 調理と貯蔵次第で発がん性物質・アクリルアミドが発生する
の2つを混同して広がった誤情報なのかな。
まぁ食べてはいけないものであることには違いがないので、実害があるわけじゃないんですけどね。