貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

「賞味期限を過ぎたら健康被害が出る」かのごとく報じるのが問題

「賞味期限を過ぎたら食べないほうがいい」は間違い

president.jp

賞味期限を過ぎた食品は食べないほうがいいのか。科学ジャーナリストの松永和紀氏は、「賞味期限は『おいしく食べられる期限』なので、それを過ぎたら食べられなくなるわけではない。そのうえ、余裕を持って設定されているので、多少過ぎてもおいしく食べられる」という――。

消費期限と賞味期限があまりにも語感が似すぎていて、どちらも食品に付けられる「期限」なので、混同している人が多いですね。その意味は随分と違うのですが。

それを含めてわかりやすい解説をしている記事だと思いますが、実際に賞味期限を厳格に気にする人たちに届くかというと…難しいかな。

「賞味期限を過ぎた食品を食べたら健康被害が出る」かのように報じられる

というのも、賞味期限切れ食品を提供したというニュースを伝える時、必ず「健康被害は報告されていない」などと付け足されます。

必要なことかもしれませんが、「賞味期限切れ食品=健康被害」という印象を広めている要因の一つでしょう。

実際に健康被害と直結する「消費期限」が傍らにあるため、混同されたり同じ扱いになってしまうのではないかと。

どちらかの名称を買えるのが一番だと思いますけどね。「期限」という言葉の印象は「食べられる限界」になってますし。

賞味期限は安全マージンを取って付けられる

記事にあるように、賞味期限は安全マージンを取っていると考えられます。

消費期限だってマージン取っているはずですが、要冷蔵の商品の場合はその保管環境によってかなり左右されるので注意が必要です。

なので、よほど保管環境が悪くなければ、製造から賞味期限までの期間のうち、10%や20%くらい過ぎても品質にはほぼ影響はないかと。

流石に2倍、3倍となると変質している可能性が高くなってきますけどね。

もちろん、全て未開封で保管していた場合の話。開封したら一気に劣化が進みますから、賞味期限はあてになりません。

濃縮していないめんつゆなどには、開封から3日以内に使えと書いてあるので、一人身には使いにくい商品の一つになってます…

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