時折目にする「セミリタイアラー」
「セミリタイアラー」という言葉は、にほんブログ村の「セミリタイア生活」に登録されたブログの記事の中で時折見かける言葉です。
そもそも「セミリタイア(semi-retire)」という言葉が、大橋巨泉氏が作った和製の造語とも言われています。
少なくとも大橋巨泉氏が広めたのは間違いないでしょう。
英語圏で通用するのは「アーリーリタイア(early retire)」の方だと思いますが、semiは日本語で「半」の意味ですからなんとなくニュアンスは理解されるかも?
だから「セミリタイアラー」という言葉が(英語として)存在しないと言いたいのでもありません。
私が「セミリタイアラー」という言葉を使わない理由
私が「セミリタイアラー」を使わないのは、非常に単純な話です。
「リタイア(retire)」をした人(=退職者・引退者)を示す言葉が「リタイリー(retiree)」だからです。
つまり、より正確に言うならば「セミリタイリー」になるわけですね。
でも、「セミリタイリー」だと意味が正しく伝わりにくそうだし、どっちも使いたくないなーと思ってしまいます。
あくまで私はフリーランス(自営業)
セミリタイアして、フルタイムではないけれど働いている人は、職業・肩書としては短いながらもしている仕事になると思います。
私の場合はフリーランス(個人事業主・自営業)として働いている身なので、自分を示す意味で「セミリタイリー」もしくは「セミリタイアラー」を使うのはしっくりこないのです。
万が一、事故や事件で報道される時の肩書も、良くて「自営業」最悪の場合は「無職」になりますしね…
属性としての「セミリタイリー(セミリタイアラー)」を使う場面があれば使うかもしれませんが、「セミリタイアした人」や「早期退職者」でも特に不便でもないかなぁ。
大体「セミリタイアした人」と属性で言うにしても、その資産額も生活レベルも生き方もピンキリすぎて属性で一纏めにして語りにくいですけどね。