巣ごもり生活に「がんリスク」
外出も運動もせずに飲みすぎ食べ過ぎ。そんなコロナ禍にしがちな生活習慣が、がんになるリスクを高めている。生活習慣の悪化と向き合い、将来の健康のために見直しが必要だ。
新型コロナ感染拡大によって強いられる巣ごもり生活は、健康のリスクへの影響があるのは間違いありません。
記事では過度の飲酒、糖質の摂り過ぎ、日光を浴びない、をリスクとして取り上げていますが、日本全体で見れば飲酒は減っているのではないかと。
家飲みが増えているのは事実だが…
総務省の家計調査で家庭の酒類の支出が増えているのは事実です。
そこから「家飲み」が増えていることはわかりますが、トータルの飲酒量が増えていることを表しているわけではありません。
2020年のビール類(ビール・発泡酒・第三ジャンルビール)の販売数量は、前年比で約9%減で16年連続の前年比マイナスでした。
家庭用では缶チューハイなどのRTD市場の方が伸びているので単純に飲酒量が減ったとも言えませんが、家庭での飲酒量が増えただけでトータルで飲酒量が増えたとも言えず。
付き合いや職場の宴会でついつい飲みすぎたり食べすぎたりする方が健康リスクが高いと思いますけどね。
運動不足からくる認知症リスクが怖い
巣ごもり生活だからと糖質を摂り過ぎないように注意しても、運動不足だとそれを消費しきれずに脂肪になって蓄積していくのが怖いですね。
高齢者の場合は、運動不足からフレイルになり、それが認知症リスクを高めてしまうのが怖いと思います。
フレイル自体が健康寿命を短くしてしまいますしね。
食事や飲酒は気をつければ済む話ですが、運動不足は一番の運動場所になっていたスポーツジムが行きにくい分、かなり意識してやらないといけません。
私も元々運動不足気味だったのが、さらに悪化していますし。(食べる量が少ないので肥満にはなっていませんが…)
新型コロナによる直接的・間接的な様々な影響は、長期でみるとかなり範囲が広くなりそうですね。