人生100年時代のフリーランスの働き方
■70歳以降も働きたい人が全体の約4割。老後資金は「貯金」より「投資」で
■健康維持のために何かしらを実践する人が約7割
■フリーランスの1日の就労時間は約7-9時間で、一般的な会社員と大きく変わらず
フリーランスのための金融支援サービス「FREENANCE byGMO」に登録しているフリーランス・個人事業主596名へのアンケートで、業種分布もわからず副業でやってる人が入っている可能性もあります。
フリーランスと言っても職種は色々あるので、体力・能力・精神力の続く限り、あるいは仕事の依頼がある限りは仕事を続けられます。
ITはフリーランス(一人親方とも言われる)も多い業界ですが、かつては「プログラマー35歳定年説」が唱えられたように、寿命が短い職種扱いされてきました。
これは求められる技術の変化・進化が激しく、ついていけなくなるというのが理由。
「セミリタイアする人はIT業界の人が多い」という印象もあったわけで。ブログを書く人(セミリタイア生活ブログに登録する人)はITエンジニアの人が多いからだと思いましたけど。
「70歳以降も働きたい」と思えるフリーランスは幸せ?
サラリーマンが定年後(継続雇用後)の65歳以降も働きたいというのは、仕事以外にやることがないケースや働かないと生活費が足らないケースが考えられます。
一方、フリーランスの「70歳以降も働きたい」は、仕事が生きがい・ライフワークの人もいると思うので幸せな人が多いんじゃないかな。
もちろんサラリーマンでも仕事が生きがいで職種によっては仕事を続けられたり、フリーランスになるケースもありえます。
フリーランスの人にも貯金がないからずっと働く選択をせざるを得ない人もいるでしょうけど。
フリーランスはセミリタイア的な働き方も可能
またフリーランスの人が70歳以降働くとしても、それは若い時と同様の仕事量・仕事時間とは限りません。
それまでの経験をうまく活かして、自分の体力にあったマイペースな仕事量で続けられるなら、苦しい老後ではなくなります。
一方で60歳未満から仕事を減らしてセミリタイア的に生きるのも選択肢の一つ。
調査では就労時間が7時間未満の人が4割以上で、「1日の就労時間を減らしたい」と答えている人が4割いるわけですしね。
フリーランスでそういう選択が可能な人は今も老後も楽しくやってそう。
身体が資本だから健康には気をつけないといけないし、新型コロナのように環境が一変して仕事が激減するリスクもありますけどね。