「ひと月3000円」で人生を豊かにするプチ贅沢のコツ
「ひと月3000円」──ちょっとした飲み会やランチ、手頃な洋服くらいなら、おつりが来ることもある金額だ。だが、お金のプロたちは、うまく使えば人生が大きく変わるきっかけになる金額でもあると、口々に話す。
「人は三千円の使いかたで人生が決まるのよ」と教える節約上手な祖母が登場する『三千円の使いかた』(原田ひ香)をもとにした話かと思ったら全く違った…
『わたしの1ヶ月1000円ごほうび』(おづまりこ)をもとにするなら1000円になるでしょうしねぇ。
なのでプチ贅沢費は1000円でも3000円でも、自分が捻出しやすい金額でやってみるのがいいと思います。
ひと月にこだわる必要もなく、2ヶ月で5000円にしてもいい。
「必要で欲しいものだけれど躊躇する」ものに使いたい
記事では「NEEDS(必要か)」と「WANTS(欲しいか)」の2つの軸で考えるべきだとしています。
その両方を満たすものがベストとなるのでしょうけど、両方を高いレベルで満たすのであればプチ贅沢ではなくとも使ってしまうもの。
私ならプチ贅沢で買うのであれば、「必要で欲しいものだけど、躊躇するもの」をに使いたいですね。
例えば、料理をするのに包丁は必要ですが、安い包丁でも事足りるから高い包丁を買うのは躊躇してしまう。それをプチ贅沢で高い包丁を買うといった具合。
包丁で3000円は安物ですから例えとしてはしっくりこないですけれど。
高い包丁を買っても、その違いを感じられなかったり使いこなせなかったらどうしよう、と躊躇しているようなものを書ってみるのがいいかな、と。
必要かどうかを考え過ぎると使えなくなる
しかし「本当に必要なのか」を考えすぎると、使えなくなります。節約家ほどこの罠に陥りやすい。
必要かどうかは試してみないとわからない、新しいものへのチャレンジができなくなります。
未知のものの中に、自分の人生を豊かにするものが隠れているかもしれないわけで。
そういう意味で「ひと月3000円」は、一度やってみたいけどダメだったらもったいない、と躊躇していたものにチャレンジするチャンスだと思います。
ハズレ覚悟のギャンブル感覚で使ってみるのも時にはいいものです。