「クレジットカードは(早期)リタイアする前に作っておけ」
「リタイア・退職前やっておくこと」の中には、必ずといっていいほど「クレジットカードを作っておく」が入ってます。
もちろんこれが間違っているわけではなく、退職後に作りにくくなるのが普通ですから必然のアドバイス。
「今ならデビットカードでも十分」との意見もあるでしょうけど、一部デビットカードが使えないお店もあるので、クレジットカードは1枚持っておいた方が無難です。
私が違和感を覚えるのは、今どきクレジットカードを全く持ってない人に、必要なアドバイスなのかという点です。
社会人になったら1枚作っておけ、の方がいい時代ですから、ずーっとクレカ持たずに生きてきた人に、「持たないと大変だぞ!」というのもねぇ。
既に持っている人であれば、「そのクレカを持ち続けましょう」でいいですね。ゴールドなど年会費の高いカードなら、年会費無料のカードに切り替えるアドバイスはありかな。
むしろ現役時代にしっかりした「クレジットヒストリー(クレヒス)」を作っておく方が重要かと。
「2枚目・3枚目のクレカを作っておけ」という意味なのか?
もしかして、最低限として1枚は持っている前提で、「2枚目・3枚目のクレカを作っておけ」というアドバイスだとすると非常にいいかも。
ただ、「クレカを何枚持っておくべきか」は人によって意見違ったりします。ただ「1枚はリスクがある」という人は多いようですね。
もちろん、複数枚持つ場合は、ブランドが違うものを選ばないとリスク対策にはなりません。
お店が一部のブランドでしか決済できないだったろ、なんらかの理由で取引を停止するケースもあるので、複数持っておくメリットは大きいです。
クレジットカードをよく使う人でなければ、クレジットカード1枚・デビットカード1枚で、その2枚のブランドを違うものにするのでも十分かもしれません。