年金生活を始めたらお金が足りない!
「65歳で年金受給してみたら、思ったよりも年金が少なくて毎月赤字」と煽る記事は後を絶ちません。
60歳時点でほぼ確定に近い年金見込額がわかっていたろう…とツッコミいれたくなります。
老後に入る前から生活費をダウンサイジングしておくべきなのですが、家計調査のデータから「みんな赤字」であり、「老後資金が必要(投資しておけ)」という結論になりがち。
ダウンサイジングするには人間関係を整理したり見栄を減らす必要があるし、子育てが終わってないと難しいのがネックですが…
老後の前にやっておきたい「年金生活トライアル」
可能であれば、年金生活に入る前にあらかじめ年金見込額で生活ができるのか、トライアルをやっておくといいでしょう。
そう感じたのは、にほんブログ村の「おひとりさま」カテゴリーにある記事をいろいろと読んでいて、そういう記事が複数目に止まったからです。
奇しくもお二人とも築年数がかなりいってる団地暮らしのおひとりさま。
私も今の生活は、年金見込額(約9万円)を想定しつつのトライアルを続けているようなものですから、共感できる部分があります。
私の場合は実家に帰る前提なので、住居費が大きく下がる点ではお二人とは状況が違いますけれど。
「年金生活トライアル」に失敗したらどーする?
仮にトライアル生活で、赤字になってしまったり、ストレスが溜まって無理!となるのであれば、それがわかったことが収穫です。
年金受給を繰り下げることで年金額を増やすなど、対策が取れるわけですから。
老後に入る前のトライアル生活でギリギリだと、将来のインフレや医療費が増えた時が心配になりますから、少し余裕があったほうがいいでしょうね。
おひとりさまや子育てが終わっていて、年金額がほぼ見える50代後半やほぼ確定する60代前半の人なら、「年金生活トライアル」やっておいていいんじゃないでしょうか。