貯金2000万からのセミリタイア継続中

40代・貯金2000万円で無謀なセミリタイア生活を始めて5年以上継続中。気がつけば50代に…

日本の年金は詐欺と同じか? 「早死にすると損」は事実だが

「日本の年金は詐欺と同じですよ」と憤慨の47歳会社員

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一時期あらゆるメディアで盛んに報じられた「老後2,000万円問題」。1度は耳目に触れたことがあるのではないでしょうか。株式会社アセット・アドバンテージ代表取締役の山中伸枝ファイナンシャルプランナーのところにも「老後に2,000万円も必要なんですか?」と青い顔をして相談に訪れるシニアが後を絶たないといいます。 今回はそのなかの1人、53歳の藤田さん(仮名)の事例とともに、老後本当に必要な資金額やその考え方についてみていきましょう。

年金制度はいずれ崩壊(破綻)する」は誰が言い出したかはわからないけれど、ネットで広がった言説ですかね。

政治家や評論家の「このままでは破綻する(から制度の改革を)」との言葉の「破綻」だけがひとり歩きしていった結果かもしれません。

さらに『厚生年金保険制度回顧録』では、厚労省OBが「年金を払うのは先のことだから、今のうちどんどん使ってしまっても構わない」などと発言していたことで、より将来不安をかきたてました。

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年金が完全崩壊する」は誤解だとしても、年金制度に対して信頼しきれないのは誤解とは言い切れない。

「年金は早死にすると損」は事実だが

また、「年金は早死にすると(金銭的に)損」というのも事実です。

損益分岐点」や「繰り上げ・繰り下げの損得」を解説しているのはFPたちであって、得になるケースがあるならば損になるケースもあるわけで。

ただしあくまで金銭的な損得であって、長生きを想定してずっと働き続けて苦しむとか、貯金を使い果たして貧困老後に陥るなどの心配は、早死するならありません。

早死するか長生きするかなんてわからない、が先にあることに気づけば、保険であることのメリット(得)の大きさにも気づくでしょう。

損益分岐点の存在は、「元を取るまでは生きてやる」というモチベーションにするくらいでいいと思います。

基礎年金(国民年金)は、大半の人が元を取れるレベルなんですけどね。

週刊現代別冊 おとなの週刊現代 2023 vol.3 最新版 死後の手続き2023 年金と相続の大変化