未婚男性の幸福度は「年収1000万円」で頭打ち
今年3月に発表された国別の「世界幸福度ランキング」で日本は47位となり、前年の54位からは上昇した。一方、独身研究家・荒川和久氏は、「年齢」「既婚か独身か」「年収がいくらか」によっても幸福度に大きな差が出ると指摘する。
40代・50代の未婚男性の幸福度が低いのはもうよく知られていることなので今更言うことはないです。
しかし「未婚男性の幸福度は年収1000万円で頭打ち」というところは注目せざるを得ません。
「年収1000万円を超えても幸福度は上昇し続ける」が「幸福度が低いグループの人は頭打ち」という話がありました。
未婚男性がまさに「幸福度が低いグループ」に入るということですかね…
未婚男性は「お金持ちになりさえすれば幸せになれるはず」という幻想を抱かない方がいいと。
1000万円くらいまでは上昇するので、ほとんどの人は収入が増えてけば幸福度アップにつながりますが。
「フォーカシング・イリュージョン」の罠
かといって「結婚しさえすれば幸せになれる」と考えてもいけない。幸せになる可能性は高めてくれるかもしれないけれど。
「~しさえすれば」と、自分が注目することの影響力を重要視する傾向を「フォーカシング・イリュージョン」と言うのですね。
「FIRE卒業」が話題になったように、「FIREすれば幸せになれるはず」も幻想かもしれない。
結婚と童謡にFIREすることがゴールではなく、FIREしてから何をするか・どう生きるかが重要ですからね。
幸せにならないまでも、労働や職場のストレス・苦しみから脱するだけでも十分だと思っていますが。