「モットーは買わない・捨てない」小笠原洋子さん
値上げラッシュが続く中、どうやって節約すればいいのか、知恵を求めている人も多いはず──。現在は月約4万円の年金と貯蓄などでつつましい生活を送っているというエッセイストの小笠原洋子さん(73才)。節約しながらも心豊かに楽しく暮らす生活を“ケチカロジー”と名付け、値上げの嵐にも負けず、充実した節約ライフを送っているという。その方法とは?
小笠原洋子氏は『ケチじょうずは捨てじょうず』の著者ですから、タイトルを見て「えっ!?捨てないの?」と思ってしまいました。
ただシンプル・ミニマムに生きるためモノを捨てることを目指した指南本ではなく、使えるものは上手に使って本当に不要なものは捨てるということなのでしょう。
記事では様々な再利用節約法が紹介されています。
「1日1000円生活」は出来ていないようだ
以前、インタビュー記事では「1日1000円のケチケチ生活」を語っていました。
家賃や水道光熱・通信費などを除いて1日1000円生活という意味です。食費や日用品、交通費や娯楽費などで1日1000円(月30000万円)となります。
今回は支出の内訳が紹介されていますが、食費だけで35000円かかっているので、どうやら「1日1000円生活」は出来ていないようです。
昨今の食品値上げで諦めたのかもしれませんね。
もっとケチケチ生活をしているのかと思っていましたが、そこまでガチではないみたいです。
全体としては平均よりも低い
内訳を見ると電気代・ガス代は相当抑えられてます。通信費が高いのは格安SIMにするのは高齢者にとって難しいからしょうがないのかな。
娯楽費も約1000円となってますが、節約自体をゲーム感覚で楽しんでやってれば十分なのかもしれません。
単身無職世帯の支出平均は約14万円ですから、それよりはずっと少なく生活が出来ているようです。
歳を重ねると医療費が増えるのと、食費をどこまで削るかは難しいところですねぇ。