ガソリンの全国平均価格181.9円
経済産業省は16日、レギュラーガソリン1リットルあたりの全国平均価格(14日時点)が前週から1・6円上がり、181・9円になったと発表した。過去最高値だった2008年8月の185・1円に迫る水準だ。原油価格の上昇や円安に加え、政府が価格を抑えるための補助金を徐々に減らしているのが影響したとみられる。
先週末からお盆で実家に帰省した際、その道中にある安いガソリンスタンド給油しましたが、その時の価格はレギュラーガソリン1リットルあたり162円(クレジットカード決済)でした。
全国平均と比べて安いとは思っていましたが、20円も安い水準で買えているので、まだマシなんですよね。それでも高くなったと感じます。
全国平均では安い方というだけで、今度も値上げされていくのは覚悟しておかないと。
ガソリン価格高騰の最大の理由は補助金の削減
このところのガソリン価格の急騰の理由には、円安や原油価格の高騰もありますが、最大の理由は補助金の削減にあります。
経済産業省・資源エネルギー庁の「燃料油価格激変緩和補助金」についての解説ページでそれがよくわかります。
2023年6月からの補助率引き下げから右肩上がりですからね。直近では激変すぎてるので、今こそ激変緩和措置が必要ではないかと。
燃料油価格激変緩和措置は9月末まで
しかし、燃料油価格激変緩和措置は2023年9月末までとなっているため、直近の支給額12.1円がゼロになります。
これが丸々ガソリン価格に上乗せされると考えると、9月末から10月頭には194円になると予想されます。
ここに原油価格の上昇分と円安が加われば、200円になると予想するエコノミストもいます。全国平均で194円であれば、高い地域では200円超えるのは確実です。
これでは地方民は苦しすぎるので、あらためてガソリン税を減税してくれませんかねぇ…