食べ飽きないように毎日メニューを変えるとコスパは下がる
「だいたい毎日同じものを食う」のが世界標準で、「毎日違うものを食べなければならないという偏執的な拘りがあり、かつ一日に二食は手作りであることが推奨される」という日本、やはり少し不思議の国かもしれない
— 蝉川夏哉 (@osaka_seventeen) 2020年5月17日
他の国が毎日どれくらい同じものを食べているのかはわかりませんが、日本では食べ飽きないように毎日メニューを変えている家庭が多く、そのメニューも和洋中で豊富な印象があります。
それは学校の給食でも言えます。毎月出る献立表は栄養バランスを考えつつ、毎日違っていてすごいです。
日本でも戦前はここまで豊富でなかったでしょうけどね。海外でも先進国では毎日同じものを食べてるわけではないでしょう。
ただし、毎日違うメニューにするのは考えるのも大変だし、食材や調味料が数多く必要になるのでコスパが悪くなります。特に一人暮らしの自炊では。
「同じものを食べても平気」なスキル持ちは強い
節約を極めた人の中には、「カレーを鍋いっぱいに作って3日連続で食べる」とか、「安い食材を買い込んで毎日食べる」などをする人がいます。
食べ飽きることなく、それができる人は強い。
作り置きおかずを作っておいて、その中から選択して食べるのでも節約効果ありますが、それで飽きる人は食費の節約に向かないとも言えます。
もっとわかりやすい例で言えば「毎日朝食は食パンで十分」の人と、「毎日違うパン(菓子パンなど)を食べたい」という人では、前者の人の方が節約に向いてます。
しかし簡単に身につくスキルではない
しかしながら、「同じものを食べても平気」なスキルは簡単に身につくスキルではありません。
よって、節約法としてはオススメできるものではないですね。
でも戦時中に食べるものがなかった時は、同じものを食べるしかなかったわけで、食料自給率の低い日本では、またそのような事態に陥る可能性があります。
その時には「同じものを食べても平気」なスキルを持っている人の方がストレスが少なく過ごせそうです。そんな時代は来ない方がいいのですけどね…