スポーツくじBIGで億万長者になった人の変化
普通のサラリーマンが「億万長者」に――ファイターズファンさん(50代男性、仮名)はスポーツくじ「BIG」で1等6億円が当たった。
高額当選者の「その後」はいかなるものか。6億円とのファーストコンタクトから当選金の使い道、現在の暮らしぶりまで、話を聞いた。
アメリカの宝くじで高額当選した場合は名前を公表されるので、ひっそり生きていくことはできません。
日本の場合は高額当選してもそのまま仕事を続ける人がいたり、見えにくいものです。
この方も家族と相談した上司にしか6億円当選したとは言ってないようで。
母親と自分のためにマンションを買った以外は投資に回し、今は利子・配当金などで生活していると。
金銭面では理想的なFIRE生活と言えますかね。
50代での早期リタイアなら不審に思われない?
周りの人には高額当選について話さず、「まとまったお金が入ったので会社は辞めた」だけで済んでいるのは、この方が50代(54歳?)だからでしょうか。
50代なら早期退職勧奨で割増退職金をもらって早期リタイアする人もいますし、昨今のFIREブームもプラスに働いているのかもしれません。
夫婦仲が良くて、長い時間一緒にいても苦痛ではないのが一番大きいとは思いますが。
仮に自分で老後の資産をしっかり築いていて、60歳からは悠々自適なセカンドライフを計画していたとすれば、それが数年早まっただけのこと。
この方の場合は親の介護問題を含めて、「人生の不安を全部解決してくれた」がリアルな感想だと思いますが。
家族にも上司にも恵まれている
しかしながら、大金は人間関係を変えてしまう可能性は否定できません。
大金に浮かれて金遣いが荒くなったり、つい誰かに話したくなる人だったらこうはいきませんからね。
この方は本人も家族も上司も冷静に対応していて、恵まれていたのだと思います。
一度はタワマンを買おうとして結局やめたというエピソードは、めんどくさい人間関係に巻き込まれるリスクを避けられて、一番良かったんじゃないかな。