ケチこそ美徳、ケチこそ正義
10月に入り食品だけで4634品目が値上げされ、私たちの家計は逼迫するばかり。「できるだけ切り詰めて出費は減らしたいけど、ケチとは思われたくない」という人も多い。だが、もうそんな人目を気にしている場合じゃない。このご時世、ケチこそ美徳、ケチこそ正義という考え方もある。
正義というのはちょっとアレですが、ケチを美徳とするのもまた一つの生き方であり、昨今はSDGs(エコ)な生活スタイルとも言えます。
特に食品ロスが多い日本においては、食品の無駄をしないケチなスタイルは社会貢献になります。
まぁSDGsでは、強制労働を否定しているため、児童労働や強制労働で安く売られている商品を買ってしまうとSDGsとは言えないのでその点は注意が必要ですが。
「ケチはエンターテインメントである」
また「ケチはエンターテインメントである」というのは同意です。
節約は我慢して苦しくてストレスが溜まり、「節約疲れ」をするようであれば長続きしないけれど、節約やポイ活をゲーム感覚で楽しめるようになれば続きます。
「ケチ道」でぐぐると出てくるのは、「芸能界の節約女王」松本明子さんの書籍『この道40年あるもので工夫する松本流ケチ道生活』でした。
彼女もまさに節約をエンタメとして楽しんでいるタイプのケチですね。
ただ世の中に節約術をとにかく鵜呑みするのではなく、「まずは一度やってみて、自分がそれをやって楽しいのかを基準に自分のストックに入れていく」という指摘は大納得。
自分に合わない節約術は無理にせず、自分に合ったものだけでやるべきだし、それを楽しいかどうかで判断するのはいいことですね。
私なんてガチ勢からみれば大したケチでも節約家でもありますが、自分に合った節約術・ポイ活術を見つけたり開発して、「ケチ道」を邁進しながらセミリタイア生活を続けていきたいです。