スーパーの半額シール待ちをする人たち
私も「スーパーの半額シール待ちをする人たち」の一人なので、とても気になる記事です。
食品の相次ぐ値上げで少しでも節約しようと、値引き商品の争奪戦が激化していると言われていましたし、私も肌感覚で感じています。
岸田首相が視察をするならば、閉店近くの半額シールが貼られる時間帯を見てほしい、というのはまさにその通りだと思います。
「安いものを選ぶ」から「なるべく買わない」へ
記事後半のスーパーの客のコメントが興味深いです。
「安いものを選ぶのではなくなるべく買わない」「買い控える商品が増えました」とか、物価高揚で遂に「買わない」へとシフトしているのだな、と。
私も一部の食べ物(ポテトチップスなど)は「買わない」になっているので、うなづいてしまいました。
どうしても食べたいもの・続けたいものは少々高くなっても買いますが、そうでないものは「買わない」になりますよねぇ。
「お金も時間も減った」
さらに「お金も時間も減って、物価が高くて忙しい感じ」というのは、節約のために自炊したり手間と時間をかけたりの結果でしょうか。
高齢者を含む(セミ)リタイア生活で時間が有り余っているならまだいいでしょうけど、働きながらでは大変です。
半額シールが貼られるのを待つ、も時間がかかる行為ですし、ただの時間の浪費ですからねぇ。
収入を増やすために副業などで働く時間を増やせば減るのは時間だけですが、自分の時間が減るのは悲しい。
物価高騰によってワークライフバランスが崩れているとも言えるのかな。
その現場が「スーパーの半額シール待ち」だとするならば、やはり岸田総理には一度視察してもらうのが良いかと。
阪神日本一セールに来た人からは「岸田総理の経済政策より阪神優勝の方が効果ある」などと言われるくらい、岸田総理は期待されていませんが。