2023年も残すところあとわずか
2023年も残すところあとわずか。あっという間に終わってしまいそうです。
「生涯のある時期における時間の心理的長さは年齢に反比例する」という「ジャネーの法則」の通りだと感じています。
逆に言うと若い人は1年を長く感じているわけで、「FIRE(早期リタイア)したら暇を持て余す」と考えるのは当然のこと。
「ジャネーの法則」を考慮した上で想定して欲しい、と言ってもこの感覚は実際に経験してみないとわからないでしょうね。
残り15~30年の人生と考えるともったいない
金融機関などが老後不安を煽る材料として使いがちな「人生100年時代」ですが、これはまだ先の話。
我々の世代は長めに見積もってもせいぜい「人生90年時代」です。未婚男性という属性に限定したら「人生70年時代」くらいかも?
自分の人生が残り15~30年しかないと仮定すると、そのうちの1年があっという間に終わるというのは、もったいない時間の使い方をしていると言えます。
もっと有意義に時間を使うべきだった、と死ぬ間際に後悔する可能性はありますね。
人生で後悔することの上位の一つが「働きすぎ」で、これはあくせく働いてるうちに年月があっという間に過ぎてしまった、という意味だとすれば結局は同じこと。
暇を持て余すよりはマシ?
一方、1日1日が長く感じてしまうような、暇を持て余したセミリタイア生活でないことを喜ぶべきとも考えられます、
楽しい時間はあっという間に過ぎていくものです。その積み重ねで1年も早く感じるのであれば悪くはありません。
終業時間まで長く感じながら日々仕事をする生活よりはずっと幸せ。
もちろん仕事も楽しくてあっという間に終わるのであれば悪くないです。あっという間に時間が過ぎて締め切りに間に合わないような事態ではいけませんが。
私は「有意義な時間」など考えない意識低い系の人間なので、このまったりダラダラとした生活で1年があっという間なのもまた人生だと思っています。