手紙110円・はがき85円に郵便料金が値上げ
来年秋にも手紙が84円から110円に、はがきは63円から85円に値上げするとのこと。
値上げ幅がちょっと大きいですが、しょうがないですね。
私にとっては、手紙・はがきは滅多に出さないので大きく困ることはありません。
もしかすると、未だに一定の数が来てゴミになっているダイレクトメールが減ることで、メリットになるかも?
「紙の請求書を求める客」にも対応した電子請求書発行システムのテレビCMをみかけますが、電子化が進むきっかけにもなればいいですね。
「年賀状じまい」のきっかけにも
そもそも郵便料金が30年間も値上げしていなかったことに驚きました。
それなのに「年賀状離れ」は進み、年賀はがきの発行枚数は2003年をピークに現在は3分の1になっているそうで。
昭和がピークかと思いきや、平成に入ってからも伸び続けていたんですね。
今回の値上げで来年以降の「年賀状離れ」「年賀状じまい」に拍車がかかりそう。
そもそもが「年始回り」の代わりだから
本来はお世話になった人へ「年始回り」する風習があり、その際に持っていくのが「お年賀」でした。
年賀状は年始回りに行けない遠方の人など向けて、その代わりとして行われたもの、と考えると手段をはがきに縛る理由はありません。
要するに、メールでもLINEでも電話でも、お世話になった人に挨拶をすることができればいいのです。
とはいえ、「年賀状じまい」をするとなると相手を傷つけないかと心配する人もいるようで…
人間関係が関わることだし、長年続けてきたものをやめるのは大変ですね。