乗り換えを繰り返しても見えない「SIM沼」のゴール
総務省の資料によると、2023年3月時点でMVNOの事業者数は1783。右肩上がりで伸びており、2018年3月(1141)から約6割増加した。選択肢が増えたことで自分に最適なサービスに出会える人がいる一方、理想の通信・通話環境を求めて、乗り換えを繰り返してしまう人もいるようだ。どんな事情があるのか。“SIM沼”にハマった人たちに聞いた。
格安SIMを長きに渡り使い続けている人間の一人として、「調べれば調べるほど沼にハマる」という「SIM沼」はよくわかります。
しかも各社が容量や料金を変更するので常に最適解は変化していきます。
デュアルSIMを使える機種も増えたことで、SIM2枚挿しのケースまで含めて最適解を考え出すとさらに複雑ですからねぇ。
「ドコモ=高品質」の図式も崩れる
日本でiPhoneの販売が開始された当初は、ソフトバンクのみでした。
この頃は「通信品質からドコモからiPhoneが出るのを待つ」という人もいるくらい、「ドコモ=高品質」というイメージが強かった。
3Gの頃はエリアが広いのは圧倒的にドコモだったのは事実ですし。
ただそれも昔の話。5Gのエリア展開で遅れたドコモは、今や「つながらない」と言われるほどです。
ドコモ回線を使った格安SIM(MVNO)にも影響があるため、これがさらに格安SIMサービスの選択の難しさやデュアルSIMの必要性を生んでいます。
ゴールはないのだから不満がなければほどほどで
格安SIMの最適解は常に変化するので、ゴールはありません。
「最もポイントが貯まるクレカ」や「最も便利な動画配信サービス」などと同じで、値上げやサービスの改善・改悪があるため、最適解を求めたらずっと調べてずっと追い続けないといけなくなります。
節約やポイ活、全体的に言えることですね。
それにかける時間や手間のコストを考えると、不満がなければほどほどのところでやめたほうがいいと思いますけどね。
ここでも「足るを知る」ということです。
見直しは1年に1度とか、スマホを買い替えるタイミングとかでもいいのではないかと。
最適解を求めるのもまた楽しいし、それはブログやYoutubeなどで発信できるネタになるならいいですけどね。